殺人鬼ブギーマンの恐怖に終止符を打つ、シリーズ最終章。ジェイミー・リー・カーティス主演で贈る、衝撃のサスペンス・ホラー。
どうも”もつ”です!
今回は「ハロウィン THE END」を観てきたので、レビューしていきます。
流石マイケル兄貴…!
あらすじ
殺人鬼ブギーマンことマイケル・マイヤーズが再びハドンフィールドを恐怖に陥れた事件から4年が経ち、街は少しずつ平穏な日常を取り戻しつつあった。マイケルの凶刃から生き延びたローリー・ストロードは孫娘のアリソンと暮らしながら回顧録を執筆し、40年以上にわたりマイケルに囚われ続けた人生を解放しようとしていた。
しかし、暗い過去をもつ青年コーリーが、4年間、忽然と姿を消していたマイケルと遭遇したことをきっかけに、新たな恐怖が連鎖し始める。ついにローリーは、長年の因縁に決着をつけるべく、マイケルと最後の対峙を決意する―!!
キャスト
ローリー・ストロード:ジェイミー・リー・カーティス
アリソン・ネルソン:アンディ・マティチャック
マイケル・マイヤーズ / ザ・シェイプ:ニック・キャッスル、ジェームズ・ジュード・コートニー
フランク・ホーキンス保安官:ウィル・パットン
コーリー・カニンガム:ローハン・キャンベル
リンジー・ウォレス:カイル・リチャーズ
ネタバレ
ハロウィンの夜、子供の命を奪ってしまった罪悪感に苛まれるコーリーは、4年後に運命の出会いをする。それは、姿を消していた伝説の殺人鬼マイケル・マイヤーズだった。彼の恐ろしいマスクを被り、血に飢えた新たなブギーマンとして町に狂気の殺戮を繰り広げるコーリー。 一方、マイケルから逃れたローリーは、孫娘のアリソンと共に平穏な日々を送っていたが、コーリーの暴走により再び恐怖の渦に巻き込まれる。マイケルとの最終決戦に備えて自宅に仕掛けた罠に、コーリーが現れる。彼はローリーに銃弾を撃ち込み、アリソンも襲撃するが、その時マイケルが姿を現す。彼は自分のマスクを奪われたことに激怒し、コーリーからマスクを取り戻す。 ローリーとアリソンはマイケルと死闘を繰り広げ、ついに彼を倒すことに成功する。警察が駆けつけ、マイケルの死体は粉砕機に投げ込まれる。街は平和を取り戻すが、ローリーとアリソンは深い心の傷を抱えたままだった。
作品のオススメPoint3選
ホラーシリーズの完結作
映画「ハロウィン THE END」は、1978年の初代映画「ハロウィン」の正当続編として2018年に始まった三部作の最後の作品です。殺人鬼ブギーマンことマイケル・マイヤーズと、彼に狙われるローリー・ストロードの因縁の対決がついに決着します。シリーズのファンはもちろん、ホラー映画の愛好家にとっても見逃せない作品です。
ジョン・カーペンターの音楽
映画「ハロウィン THE END」では、初代映画の監督であり、シリーズの生みの親であるジョン・カーペンターが音楽を担当しています。カーペンターは、シンセサイザーを使った不気味で緊迫感あふれるサウンドトラックで知られており、映画の恐怖度を高めています。特に、シリーズの象徴とも言えるメインテーマは、観客の心に強く刻まれるでしょう。
現代社会へのメッセージ
映画「ハロウィン THE END」は、単なるスラッシャー映画ではありません。現代社会における暴力やトラウマ、正義や復讐などのテーマを掘り下げています。マイケル・マイヤーズは、人間の悪や恐怖を象徴する存在として描かれており、彼と対峙するローリー・ストロードやその家族は、自分たちの運命や選択に直面します。観客もまた、自分自身や社会について考えさせられるかもしれません。
感想
映画「ハロウィン THE END」は、シリーズの集大成として圧巻の作品です。殺人鬼マイケル・マイヤーズとローリー・ストロードの究極の対決は、血しぶきが飛び散る壮絶なものでしたが、それだけではなく、人間の深層心理や社会の闇にも鋭く迫っていました。ジョン・カーペンターの音楽も相変わらず迫力満点で、映画の緊張感を最高潮に引き上げていました。ホラー映画の金字塔として永遠に語り継がれるでしょう。
私はこの映画を観て、恐怖だけでなく感動や省察も味わいました。マイケル・マイヤーズは本当に滅びるのか?ローリー・ストロードは本当に解放されるのか?正義とは何なのか?復讐とは何なのか?
この映画は、観客にそういった問いかけをしてくるような作品だと思います。シリーズのファンはもちろん、ホラー映画が好きな方にも必見です。